私が会ったばかりのA君に
どうしてそこまで心を持っていかれたのかと
言うと、、
私も月星座が牡羊座、A君と全く同じ場所に有り、
冥王星が真正面に配置する出生図を持っているからです。
冥王星・火星・土星などと月星座が90度や180度の角度を取ると
「月が傷ついている」と表現されます。
月（生まれてから10位まで）は
軽くて小さくて弱い誰かに守ってもらわなくては
生きていけない存在です。
それが、破壊の星・攻撃の星・抑圧の星に過度に干渉される。
小さく弱い月は、歪み凹み、自分を守る為に必死なる。
そして、その時代は深く心に刻み込まれます。
私の星の角度図をご覧ください。
私の月🌙と冥王星が180度の角度ピッタリの
配置です。
私は家庭の事情・兄弟の体調により
母から手をかけて貰えない子でした。
寂しい子どもでしたね（ ; ; ）
加えて、
私は兄弟から軽い虐待を受けていました。
火星に干渉される幼少期でした。
私の月も又A程ではなくても傷ついた月でした。
ただ、A君と違うのは、
父親とはとても仲が良い・いっぱい遊んで貰った幼少期を過ごしました。
男性と良好な関係を無理なく作れる人は、
お父さんとの関係性に起因します。
その逆も然りです。
出生の星の配置図にそれは現れます。
別の機会にお話ししたいと思います。
話を戻しましょう。
私の寂しい子ども時代がA君に共鳴して、
私はA君に近付き、
安心をさせたいと行動を始めました。
「育て直し」その言葉が頭に浮かび、先ずは
彼が落ち着ける場所作りから取り掛かりました。
決まった場所に席に着く事が出来ないのは
彼は我儘でも聞かん坊ではない、
そこが落ち着ける場所ではないから、
だから彷徨うのだ。私はそう捉え、
その日その時間のA君の安住の地探しが
始まりました。
私は干渉し過ぎず、一定の距離を測りつつ
私は危害も不安も与えない人だと
ここは安心出来る場所だと
彼に態度で示しながら、
彷徨う彼を見守る毎日が暫く続きました。
彼は身体に触れさせてくれない。
とある情報から
4歳位にお湯⁇で背中に大火傷したと聞いていました。理由は定かでは有りません。
大人に身体を触れさせないのは
自分を守る行動だったのでしょう。
それを思うだけで、胸が痛かった。
どうか、この場所に安心を感じて欲しいと
祈りに近い気持ちでした。
そんな日が続いて、彼はいつしか
私の足元でお絵描きをするようなったのです。
その場所が寒い玄関脇でも、
冷たいローカでも、
ただ足元にいるだけ、床に紙を広げて
描き難い場所でも構わず、
7歳男の子が、お友達と全く関わらず、
そして関われず、
不憫でしたが大きな変化に
私は心が暖まりました（╹◡╹）
私の愛は彼に少しずつでも彼に届き、
変化をもたらしているのだろうか。
先の明るさを感じていました。
次回は彼の母親のお話しを少し
させて頂きます。
うさちゃん🐰
